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いろいろあったけど、僕は元気です

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実写版AKIRA?映画「クロニクル」の感想

映画

 

この間TSUTAYAで「クロニクル」という映画を借りた。

ストーリーは割りと単純で、主人公のアンドリューと友人のマット、スティーブの高校生3人がとある隕石の落ちた場所で超能力を手に入れてしまい、その力が大きくなりすぎたゆえに暴走してしまうという内容。

しかしこの映画が他と明らかに違うのは、アンドリューが常にビデオカメラで撮影した映像というところだ。

自分の周りに超能力でカメラを浮かせて撮影をするというのは、アンドリュー自身の内面を写しているようで非常に興味深い撮影方法だと思った。

この方法はfound footageファウンド・フッテージ)といわれており「後に第三者によって発見された映像」というところだ。

有名なのだとブレア・ウィッチ・プロジェクトなんからしい。

簡単に要約すると「自分で撮影した映像が後に発見された」という感じだろうか。

まあファウンド・フッテージの事など分からなくても楽しめるので問題なし。

元いじめられっ子が力を持ってしまい、その力をどう使うのか仲間と対峙するというジャンプやマガジンに載ってそうなストーリーだが、それもそのはず監督のジョシュ・トランク大友克洋の「AKIRA」に影響されたと公言しているのだ。

しかも、主演のデイン・デハーンにもAKIRAを見とくようにといっていたらしい。

後半のダークサイドに堕ちて入院服のアンドリューなんかまんま鉄雄の姿だもんなぁ。

暴走したアンドリューとそれを止めるマットの関係はまんま鉄雄と金田の関係だ。

超能力で空を飛び回るシーンはドラゴンボール舞空術を髣髴とさせる。

でもダークサイドに堕ちてしまうアンドリューの気持ちも分からないでもない。

だって親父が無職で虐待し、母は病気で死にそうになってるし、学校に行けばいじめられるし、さらには初体験の失敗・・・

そして自分の暴走ゆえに死んでしまったスティーブ・・・

ここまでの不幸の連続で病まないほうがおかしいし、ましてや多感な高校生だ。

もう誰にも愛されていない、誰も救ってはくれないと悟ったアンドリューがかわいそう過ぎで同情してしまった。

それでも最後までアンドリューの暴走を止めようと必死になっていたマット。

自分のことをわかってくれる最高の友達がいたじゃないか!

お前は一人ぼっちなんかじゃなかったんだよと思わせてくれる。

ラストのマットの言葉が身に染みる。

最後にわずかな希望を残してくれてエンディング

確かに批評などにもあるように主人公の行動に腹が立つし、全体的に暗い印象をもつのもわかる。

でも1時間25分ほどでサクサク見れるし、もちろんAKIRAのことなど分からなくても楽しめる映画になっている。

単純に時間潰しに見るのもオススメだし、漫画的、アニメ的な映画を見たい人にもオススメだ。

はまらない人にははまらないけど、はまったらとことん好きになる映画かもしれない。

自分の中の映画ランキングでかなり上位になった大切な映画になった。

ちなみに監督は27歳の若さでとったというのがすごい!

あとデインデハーンかっこよすぎるよ!

 

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